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【最大150億円|全額補助】中小企業イノベーション創出推進事業

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農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業とは

農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業(フェーズ3基金事業)は、その事業を実施するため、農林水産省が「中小企業イノベーション創出推進基金」を作り、基金を使って、スタートアップ企業などの先端技術を社会に広めるために大規模技術実証(フェーズ3)を行うことが事業目的です。
これによって、国内のスタートアップ企業が保有する研究開発から得られた知識、技術・製品・サービスなどが実社会で活用されることを促進する狙いがあります。

事業計画の枠組みとしては、科学技術・イノベーション創出を推し進めるための法に準じた指定補助金を使用して、造成された基金を使ってフェーズ3基金事業を展開し、補助事業者の応募に基づいて資金を支援します。

中小企業イノベーション創出推進基金の応募対象

中小企業イノベーション創出推進基金の応募対象に関する事項について、農林水産省では次のように公募しています。

支援対象

支援対象は、未だ社会実装されていない(社会に広まっていない)先端技術分野の大規模技術実証で、実証年数は最長5年とされています。

技術水準はTRL5以上を7まで引き上げる計画が対象とされていますが、このときの「TRL」とは「技術成熟度レベル」を示し、NASAによって提唱された技術の成熟度を9段階で評価する指標です。

参画要件

参画要件は原則的に設立15年以内であり、革新的な研究開発を行っているスタートアップと、その技術を活用し、連携協定の締結を条件としているコンソーシアム(共同事業体)です。

対象分野

中小企業イノベーション創出推進基金の事業対象は14のテーマに分けられ、それぞれの開発・実証を行っていることを条件としています。

例えば、農林水産業・食品産業の分野において、AI・ロボットなどを用いた生産効率アップを狙ったもの、フードテックによる新食品開発や品種改良などが挙げられています。

※参照元:農林水産省技術会議事務局 研究推進課 公益社団法人農林水産・食品産業技術振興教会 JATAFF|農林水産省https://www.maff.go.jp/j/kanbo/dx/attach/pdf/nougyou_dxkousou-104.pdf

事業類型と補助上限金額

令和4年11月に策定された「スタートアップ育成5か年計画」には、その実現に向けて令和4年度補正予算にて2,060億円の基金が各省庁において造成されています。これによって各所管分野において先端技術を活かした大規模技術実証が支援されます。
また、農林水産・食品分野には467億円が措置されています。

引用元:農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業(フェーズ3基金事業) https://www.affrc.maff.go.jp/docs/phase3kikin/index.htm

中小企業イノベーション創出推進基金の公募スケジュール例

中小企業イノベーション創出推進基金の公募は、補助事業の実施期間について、原則的に交付決定日から2027年度までとしています。

公募については、2023年12月現在で第1回公募は終了しており、第2回目についての公募はまだ告知されていません。

第1回目のスケジュール例は次のようになっていました。

このときの採択先決定日は、応募申請件数によって前後するとの告知がありました。

そのため第2回においても、応募の際には期間に余裕を持った申請が賢明です。

また、第1回の公募においては、地域ごとに説明会が実施されていました。

第2回における説明会の有無はまだ告知されていませんが、公募を見逃さないためにもこうした情報を含め、こまめなチェックが必要となります。